VENEZIA紀行 〜『ARIA』原作舞台訪問〜

コミックブレイド連載中の天野こずえさんの漫画『ARIA』。単行本第1巻を読んでハマってから早3年、
この作品の持つ雰囲気に惚れ込んで一度は自分の目で実際に見てみたいと思っていたヴェネツィア
に遂に行く機会を得ました。ともかくずっと行ってみたかった場所なだけに、その地を自分の足で歩け
たというのはもう本当に何とも言えない感慨深さがありました(^^ゞ


ヴェネツィアを訪ねた率直な感想としては、本当に素晴らしかったの一言。その空気感、景観、雰囲気
など全てに関してこの言葉に尽きるなと。個人的には『ARIA』が好きだという人は一度訪ねておいて損
の無い場所だなと強く思いました。それほどまでに特別な雰囲気のある場所だったなと。作中に溢れて
いる穏やかな空気、広大な風景の中に自分がいるような感覚。これを肌を通した実感として得られる
場所は他に無いでしょう。ヴェネツィアを散策していると本当に作中の灯里の気持ちがわかるなと。
確かに金銭的にも時間的にも日本から気軽に行ける場所では無いものの、イタリアに行く機会がある
ならば訪ねておいて損は絶対にない場所だと思います。

#とりあえず自分は『ARIA』が完結した時にでもまた行こうかなと考えてたり。今度はヴェネツィアだけ
#で1週間くらいのんびり過ごしたいなと(笑)


なお、機内での時間潰しも兼ねて『ARIA』全7巻『ARIAオフィシャルナビゲーションガイド』を旅の
お供として持っていってたり(笑) 行きの道中で久しぶりにじっくり読み返しましたが、その良さを改めて
再実感出来ました。本当に何度読んでも心に響くものがある作品だなとしみじみ。「影追い」「ヴェネツィ
アンガラス」「停電」が今の自分には特に響くものがありました。中でも「影追い」は本当に時間がゆっくり
流れていくかのような感覚があって、じっくりと時間をかけて数度読み返したりも。おかげで14時間近くも
機内にいる間、半分くらい『ARIA』を読んで久々にのんびり過ごせました(笑)

余談。『ARIAオフィシャルナビゲーションガイド』でも年表に合わせてヴェネツィアの歴史が紹介されて
ます。地理や歴史等はWikipedia「ヴェネツィア」もかなり詳細に説明されているので興味がある人は読んで
みるのも面白いかなと。なお、『ARIA』についてもWikipediaに説明があったりします。ガイドを上回る情報
は無いものの、なかなかまとまっているのでわかりやすいですね。

#そういえばARIAがイタリア語で「空気」を表すというのは、実は恥ずかしながらこのwikiを見て初めて
#知りました(^_^;) だからクラシックのARIAを劇中で流したEVA劇版25話のタイトルが「Air」だったん
#だなあと今更理解したという(苦笑) しかし、『AQUA』が改題される際に作中でも使用されている天
#野こずえさんの飼い猫の名前からそのタイトルを取った(語呂も近いし)と思ってたんですが、その
#言葉が「空気」を表すというのは改めて非常に深いなあと感じてしまったり。作品の性質を考えると、
#確かにこれ以上マッチしたタイトルは無いというくらいにハマってますね。



という訳で、以下GoogleEarth解説)の航空写真と現地で撮影した写真を交えつつ『ARIA』の作中で
登場した場所を簡単に紹介。


<ヴェネツィア本島とその周辺>

GoogleEarthによるヴェネチア周辺の様子。中央がヴェネツィア本島。イタリア本土とは直線の線路&道路
(約4km)で繋がっています。ちなみにヴェネツィア本島にある鉄道の駅はサンタ・ルチア駅1つのみ。 なお、
ヴェネツィアは海の潟に浮かぶ島なので本島周辺は海のようみ見えて海では無いとのこと。実際、周囲は
海にしか見えないんですが潮の香りはしないという不思議な場所でもありました。

ちなみに本島の右下にある細長い島が高級リゾート地として有名なリド島。北野監督の作品が受賞したこと
やつい先日『FINAL FANTASY VII Advent Children』が特別上映されたことでも話題になったヴェネツィア国
際映画祭
の会場があるのがこの島ですね。なお、この島から外側がアドリア海と呼ばれるそうです。



<ヴェネツィア本島>
 
東西約4km、南北約2km程と実はそんなに大きくないヴェネツィア本島。島内は車での移動が禁止されている
(もし禁止されてなかったとしても車が通れるような道はほとんど無い)んですが、車が無くても徒歩で問題なく
見て回れる広さでした。ちなみに島の中央に逆Sの字で流れているのがヴェネツィアの水上交通の要でもある
大運河(キャナルグランデ) 水上バスを利用すればサンタ・ルチア駅からサン・マルコ広場まで一本道。

なお、右は帰国時にマルコポーロ国際空港を出立した飛行機内から撮影したもの。左の写真とは左右が
反転した形になってますが、実際に航空写真と同じ形であることがわかるような構図でした。




続いて『ARIA』の作中で登場した名所の説明。

サンタルチア駅
ヴァポレット(水上バス)
大運河
リアルト橋
アカデミア橋
サンマルコ広場周辺
サンマルコ小広場
大鐘楼
サンマルコ大聖堂
サンマルコ広場
カフェフロリアン
ドゥカーレ宮殿
バリア橋とためいき橋
ホテルダニエリ
ゴンドラ観光(マルコ・ポーロの生家)
サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会
カッレとカンポ
ムラーノ島
サンミケーレ島
ジューデッカ島(レデントーレ教会)
サン・ジョルジョ・マッジョーレ島



<サンタ・ルチア駅>
 
ヴェネチア本島の陸の玄関口であるサンタ・ルチア駅。駅のすぐ正面には大運河(キャナルグランデ)
が流れており、水上バス(ヴァポレット)のターミナルもすぐ側に。まさにヴェネツィア観光のスタート地点
といえる場所です。なお、『ARIA』では単行本第6巻収録のNavigation.29「銀河鉄道の夜」で一度だけその
名前が登場してますね。折角なので本島と潟の境界部分の線路も見ておきたかったものの、時間の都合
で今回は見れなかったのがちょっと残念。ただ、航空写真を見る限りでは原作で描かれている場所の直
接のモデルというわけでもないのかな?

 
サンタ・ルチア駅正面の様子。駅を出るとそのすぐ正面に大運河が流れているという光景はなかなか
に壮観だなと。駅正面から左手には大運河を渡るスカルツィ橋も見えます(動画)



<ヴァポレット(水上バス)>
  
      大運河を走るヴァポレット         ヴァポレットと船着場(待合室)

 
        切符の刻印機               運河に浮かぶ待合室

単行本第7巻収録のNavigation.34「ヴァポレット」に出てきたヴァポレット(水上バス)ですが、車が移動手段
として存在しないヴェネツィアでは非常に重宝する乗り物。便数と停車場が多く、切符の有効時間内はどの
乗り場からも乗車可能かつどの乗り場でも自由に降りられるのでかなり使い勝手が良いです。島内を循環
する路線もありますし、JR山手線のような感じかも。 

個人的には各駅停車のヴァポレットに乗って大運河から見える景観をのんびり眺めながらまったり過ごす
時間が非常に心地良かったなと。同行者がいたのと時間が限られていたのでずっと乗りっぱなしというのは
流石に出来ませんでしたが、時間さえ許せば丸一日乗ってても良いなあとしみじみ考えたりしてました(笑)



<大運河(キャナルグランデ)>
 

 
ヴェネツィア本島を逆Sの字に縦断して流れている大運河。水上交通が主流のヴェネツィアにおける基幹道路
ともいえる大きな河です。サンタ・ルチア駅の手前から始まり、サン・マルコ広場のあたりで潟に合流してます。
なお、前述のヴァポレットは基本的にこの大運河を運航しています。



<リアルト橋>
 
単行本第6巻収録のNavigation.27「ヴェネツィアンガラス」で灯里の漕ぐゴンドラが通過していた橋。街の
シンボルでもあり、ヴェネツィア観光の主要スポットの一つです。
大理石で作られた大運河を渡る大きな
橋で、元は木製だったものが16世紀末に現在の大理石のものに作り変えられたそうです。



 
袂から橋を見上げた図と橋の上から大運河を見た図。単行本第5巻収録のNavigation.24「マルガリータ」
の扉絵で晃さんが立っているのもこの橋ですね。ちなみに『ARIA THE ANIMATION』のエンディングのイラ
ストでもこの橋が描かれてます。橋の上の写真も撮っておけば良かったと帰ってきてから思ったり(笑)



<アカデミア橋>
 
スカルツィ橋、リアルト橋と並ぶ大運河を渡る3つの大きな橋の1つ。大理石で出来たリアルト橋に対し、この
アカデミア橋は唯一木製(芯は鉄だそうですが)の橋ということで有名。しかし、作中に出ていたように思って
いたんですが、確認してみると出て無かった(^_^;) まあ、有名な橋ですし、もしかしたらそのうち登場する
可能性もあるだろうということで一応掲載(爆)



<サン・マルコ広場周辺>

ヴェネツィアで最も有名な観光スポットであり、同時に街の中心でもあるサン・マルコ広場を中心とした地区。
この街で最も人が多く集まる場所で非常に賑やかでした。

 
大運河を走るヴァポレットから見たサン・マルコ広場入り口の様子。大鐘楼、サンマルコ小広場、サンマルコ
大聖堂、ドゥカーレ宮殿といった有名な建物が並んでいるのは壮観でした。夜は建物がライトアップされて非常
に綺麗でした。夜は夜で昼間とはまた違った良さがある場所。
単行本第2巻収録のNavigation.03「ため息橋」
で灯里がサン・マルコ広場と説明していたのがこの辺りです。それとNavigation.26「オレンジな日々」でアテネ
さんがカンツォーネを歌っていたのもちょうどこの広場前ですね。


サン・マルコ小広場
 
左が大運河側を、右側がサン・マルコ広場側を見て撮影したもの。大運河に面した側には有翼の獅子像
と聖テオドロスの像が乗った円柱が立ってます。これに関する逸話は作中で灯里が説明した通りですね。
そういえば左の構図は単行本第8巻収録予定のNavigation.39「秘密の場所」の見開きに近いかな。



<大鐘楼>
 
サン・マルコ広場入り口にある大鐘楼。有料ですが上の楼閣部分まで上れます。右は楼閣から眺めた
サンマルコ・広場とヴェネツィア
の街並み。単行本5巻収録のNavigation.25「影追い」の見開きシーンは
この楼閣から広場を見た構図のようです。



<サン・マルコ大聖堂>

ヴェネツィアの建造物の中でも恐らく最も有名なサン・マルコ大聖堂。その壮麗さと大きさは確かに見ごたえ
ありました。背景としては作中で何度か登場していますが、その名前と建物の絵がちゃんと出たのは単行本
第8巻に収録予定のNavigation.39「秘密の場所」かな。この話を読んでで2Fのテラスに行けるという情報を持
っていたものの、時間の都合で今回は外から見ることしか出来なかったのが残念でした。

ちなみに『ARIA The ANIMATION』オリジナルサウンドトラックのジャケットイラストがちょうどこんな感じの
構図だったかも。灯里とアリア社長が歩いている場所がこの大聖堂前のサンマルコ広場ですね。



<サン・マルコ広場>
 
三方を大理石の柱廊に、もう一方をサンマルコ大聖堂に囲まれたヴェネツィアで最も有名な広場。その昔、
ヴェネツィアを訪れたナポレオンが「世界で一番美しい広間(客間)」と賞賛したという言い伝えがあること
でも有名な場所だそうです。昼間も人は多いものの綺麗な場所ですが、柱廊にある各店舗が灯りをつけた
夜の眺めがこれまた本当に素晴らしい。
“幻想的”という言葉が普通に出てきたくらい綺麗でした。




<カフェ・フロリアン>
 
サン・マルコ広場にあるカフェラテ発祥の店「カフェ・フロリアン」、その創業は1720年。かつてはカサノヴァ、
ディッケンズ、バイロン、ゲーテといった世界的な著名人が足を運んでいた店としても有名とのこと。作中
ではNavigation.25「影追い」で同名の店が登場。なお、作中ではオープンカフェ形式の店として描かれて
いますが、流石に訪れたのが晩秋ということもあって広場にテーブルは出ていませんでした。ただ、時期
によってはちゃんとオープンカフェ形式になっているようです。なお、店の周囲はこんな感じ(動画)


 
「カフェ・フロリアン」の店内。大理石のテーブルに真紅のソファ、壁の絵画と非常に壮麗ながらもとても落ち
着いた雰囲気。ムーディなBGMも流れていて、時間がゆっくり流れているような感覚がありました。灯里じゃ
なくともこれは確かに何時間でもゆったり出来る店だなあとしみじみ。実際、自分もカフェラテ1杯で1時間
近くのんびりしてました(笑) 時間が許せばもっとくつろいでいたかったなあ。



店内からサン・マルコ広場を眺める。作中で灯里と店長さんが外を眺めていた時の気分はなんとなく
わかるなと。灯里の言葉にある“時の重み”が、静かにだけど力強く感じられる空間でした。



 
「カフェフロリアン」のメニューと元祖カフェラテ。これまで入った幾つかのカフェでは全てミルクも入れた状態
で出てきましたが、エスプレッソとミルクが別々で更に自分でカップに注ぐスタイルというのは初めてでした。
雰囲気が良かったこともあり、個人的には非常に美味しく飲めました。ただ、お値段は少々高め(7.5ユーロ)


 
ちなみに店員さんは全員白のジャケットに黒のタイを着用という正装。これが店の雰囲気に非常にマッチして
いましたね。作中では普通の喫茶店の店員さんという感じで描かれていましたが、実際は高級レストランの
ような感じかも。とはいえ入りにくいとか敷居が高いという雰囲気も無く、本当に居心地の良い空間を持った
喫茶店でした。なお、店内ではフロリアン製のコーヒー、チョコレートも販売されていました。世界的に有名な
店らしいこともあってその歴史をまとめた書籍も店内で販売されていましたね。


 
おまけ。夜のカフェ・フロリアンの様子。あまりに雰囲気良かったので夜もう一回来ました(笑)



『ARIAオフィシャルナビゲーションガイドブック』の巻末に掲載されていた天野さんのヴェネツィア
訪問漫画で美味そうだった生クリームのせホットチョコレートを折角だから頼んでみようとメニューで
探したんですが(甘いもの好き(笑))、「フローリアン・チョコラータ」は見つからず。メニューにある中
で似ている名前の「チョコラータ・フローリアン」
を注文したらこれが出てきました。美味しかったものの
普通のホットチョコレートでした、注文間違えたかな(^_^;)



<ドゥカーレ宮殿>

単行本第1巻収録のNavigation.03「ため息橋」の扉絵で灯里のバックに描かれている建物のモデル。作中で
背景として度々登場しているのがこのドゥカーレ宮殿。作中ではマルコポーロ国際宇宙港という名称で、元は
火星移住プロジェクトの開始当時に入植する人々を管理する移民総督の宮殿として建てられたという設定。
なお、実際のドゥカーレ宮殿はヴェネツィア共和国時代に総督の居城として作られた建物だそうです。現在
は当時の美術品を集めて展示する美術館になってます。



<ため息橋とバリア橋>
 
同じく単行本第1巻収録のNavigation.03「ため息橋」で登場したため息橋とバリア橋。手前にあるのがバリア
橋で作中灯里と暁が欄干に座ってのんびり過ごしていた橋です。奥の中空にかかっている橋がため息橋で
ドゥカーレ宮殿の2階と川を挟んだ場所にある牢獄を繋いています。ヴェネツィアのため息橋の逸話は作中
で説明があったものと全く同じ。実際のヴェネツィアでもこの橋はサンマルコ広場やリアルト橋と並ぶ超有名
観光スポットになってます。ゴンドラ観光はこの下の水路を通るのが定番のようですね。



<ホテル・ダニエリ>
 
大運河に面して建っている、サンマルコ広場の近くにある名門5ツ星ホテル「ダニエリ」 先日発売された原作
ガイドブック『ARIAオフィシャルナビゲーションガイド』にて姫屋のモデルと書かれていたので、折角だから
撮影してきました(笑) ホテルなので流石に中は見れませんでしたが、外観だけでなく内装も姫屋のモデル
なっているようですね。ちょっと泊まってみたいと思いましたが、流石に一泊5万円はなかなか厳しい(笑)



<ゴンドラ観光>
 
今回のヴェネツィア訪問の目的の一つでもあるゴンドラ乗船。ちなみに本場のゴンドリオーネはく全員男性で
女性はいません(笑) 遊覧コースはサン・マルコ広場前を出発し、ため息橋の下を通過して島内の小運河を
巡って再びサンマルコ広場前戻ってくるというノーマルコースを選択。時間的には45分くらいで値段は1船分
80ユーロでした。初めて乗ったゴンドラはゆったりとした空気でのんびりくつろげる感じもあって非常に良かっ
たですね。とはいえ気軽に乗れるほどは安く無いのがなかなか厳しい。もうちょっと安ければ嬉しいんですけど。
ちなみに小運河を抜けて大運河に出て、リアルト橋の下も通過するスペシャルコースになると150ユーロくらい
必要になるとのこと。流石に二人で乗船するのにこの値段は厳しかった(^_^;)

右の写真は
降り際にゴンドリオーネのおっちゃんを撮影させてもらったもの。誰かに似てるなあとずっと思って
たんですが、『沈黙の艦隊』の「A・リンカーン」のネルソン艦長に似てるんだと帰国後気がつく(ぉ


 
左はゴンドラから見上げたため息橋、右は遊覧コースの途中にあったマルコ・ポーロの生家。マルコポーロの
生家は原作では出ていませんがアニメでは第11話「その オレンジの日々を…」で出てましたね。実際のゴンドラ
遊覧コースにおける定番のようです。今は記念館のようになっているとか。



<カッレ(小道)とカンポ(広場)>
 
無数の狭い小道(CALLE)と中庭のように点在する広場(CAMPO)。ヴェネツィアで水路を使わずに移動する
場合はこれらで構成された迷路のような島内を歩いて移動する事になります。これが本当に複雑で、地図を
持っていても現在地を見失った瞬間に迷ってしまうほど。ヴェネツィアは街自体が巨大な迷路という例えは
決して大げさでは無いです。実際、3回チャレンジして3回とも自分達は迷いましたから(ぉ


 
ヴェネツィアは迷路のように入り組んだ造りになっている為、全ての小道や広場にはその場所を示す看板が
付けられています。なお、カッレとカンポ以外にもリオ(小運河)、ファンダメンタ(運河沿いの道)、コルテ(行き
止まりの小道や中庭)、リーバ(埠頭)、ピアッツァ(大きな広場。サンマルコ広場とローマ広場のみで使われる)、
カンパッツォ(カンポより小さな広場)などがあるようです。

#ヴェネツィア島内は単行本3巻収録のNavigation.13「街の宝物」を本当に地で行く作りになっているので、
#自分の足で実際に歩いてみて思わず感動してしまったり(^^ゞ  迷いに迷って手当たり次第うろついて
#いたりしたんですが、1時間くらい平気で歩いていたのに全然苦になりませんでした。同行者はグッタリ
#してた気がしますが(笑) とりあえず歩いているだけで楽しいという灯里の気持ちがわかったなと(^^ゞ



<サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会>
 
大運河をヴァポレットでサンマルコ広場に向かう途中で右手に見える大理石で出来た一際大きな教会。
単行本第5巻収録のNavigation.24「マルガリータ」で、そのラスト行き止りから脱出した灯里達の目の前に
広がった景色に描かれていたのがこのサンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会ですね。作中の構図的にも
ちょうど右の写真のような感じかも。ちなみにこれは海洋史博物館近くから教会を撮影した写真とのこと
(写真及び情報提供:ゆうきさん) 

なお、この教会については単行本第6巻収録のNavigation.28「ヴェネツィアンガラス」のラストに背景で
ちょっとだけ映ってます。場所的にもサンマルコ広場に近いので、そういうのも踏まえた上で漫画で描か
れているんだなあと当たり前の事ながらちょっと感心してしまったり。



<ムラーノ島>

単行本第6巻収録のNavigation.28「ヴェネツィアンガラス」にてその名前が出てきたムラーノ島。実際にヴェネ
ツィアンガラスの生産地として有名な島で、本島からはヴァポレットで20分程の位置にあります。余談ですが
NISSANの高級SUV「ムラーノ」の名称はこの島から取っているとか。このムラーノ島で作られるヴェネツィアン
ガラスのような“人間の五感に訴える美しさ”と“手作りの温かみ”を、というコンセプトなんだそうです。

なお、このムラーノ島も街の作りもヴェネツィア本島と基本的に同じですね。カンポやカッレ、橋や水路で構成
された街。ただ、路面がムラーノ島の方がちゃんと舗装されて綺麗だったのが印象に残ってます。



<サン・ミケーレ島>

単行本第8巻に収録予定のNavigation.38「墓地の島」に登場した塀で囲まれた島サン・ミケーレ。その俗称
の通り、島内は全て墓地になってます。本島からムラーノ島へ向かうヴァポレットに乗るとムラーノ島の一つ
手前の船着場がこのサンミケーレ島になります。自分も最初に見た時は、「この塀に囲まれた島は何だ?」
と不思議に思ってました。帰国してこの話を読み直し、この島が墓地の島だったと気がつく(^_^;)



<ジューデッカ島(レデントーレ教会)>
残念ながら写真無し。『ARIAオフィシャルナビゲーション ガイドブック』の天野さんのヴェネツィア訪問漫画まで
はいかないものの、256MのSDカード1枚ではヴェネツィアの景観を写真に収めるには全然容量が足りません
でした。最後の方は優先度の低い写真を消して新たに撮るということをやっていたくらい(苦笑)

単行本第4巻のNavigation.20「レデントーレ」は同名の祭りのお話でしたが、実際のヴェネツィアでも7月の第三
土曜日にレデントーレ祭が行われています。ちなみにRedentore(レデントーレ)とは救世主イエス・キリストのこと。
祭りの起源については作中で説明されていた通りですね。この日はジューデッカ島とザッテレの間に浮き橋が
渡され、人々は歩いて島に渡ってレデントーレ教会を訪れるんだそうです。その後、小船で運河に出た人々は
作中のように船の上でヴェネツィアの伝統的な料理(アヒルのローストと煮込んだいんげん豆、魚をフライにして
玉ねぎで煮込んだもの、白ぶどう酒)で夕食会を催すのが恒例だとか。そして夜の12時になると一斉に花火が
打ち上げられ祭りはピークに達し、明け方に全員がリド島に集合して小舟から朝日を眺めて祭りは終わりになる
そうで。これも面白そうなんで一度体験してみたいですね

#レデントーレも含めたイタリアにおけるイベントはこちらのサイト を参考に。



<サン・ジョルジョ・マッジョーレ島>
 
サン・マルコ広場の対岸にある島。本編に出てたと思ったんですがちょっとそれらしいのが見当たらず。
出ていたのは『ARIA The ANIMATION』の方だったかな。確認後追記予定。



<その他>
いろいろ撮った中で個人的に印象に残った写真を幾つかピックアップ。


『ARIA The ANIMATION』第3話タイトルバック風な夕焼けシーン。太陽があまり大きく無いのが残念。



ゴンドラと水平線



夜の大鐘楼と有翼の獅子像が乗る円柱



裏路地の水路。ヴェネツィアはいたるところにこのような水路が通ってます。



マルコポーロ国際空港内で売られていたカフェ・フロリアンの商品。コーヒーやお酒だけでなく
チョコレートなどもお土産として売られていました。コーヒーとチョコレートは土産として購入しま
したが、確かに相応の値段がすることもあってチョコレートは美味しかったです。コーヒーは
専用のドリッパーが無いと飲めないことが判明したので保存中(ぉ


2005.12.28 Ver.1.0



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